生活の乱れが花粉症の悪化につながる？習慣を見直して花粉症対策を

日本人の42.5％は花粉症

花粉症に悩む日本人はとても多く、花粉症シーズンにはマスクやメガネが手放せないという状況はよくあります。なかには、以前よりも症状が悪化していると感じる人もいるのではないでしょうか。花粉症の症状悪化には、花粉量や接触頻度の高さだけではなく「生活習慣」が関与しているケースがあります。

今回は、生活習慣と花粉症の症状との関わりや改善策についてご紹介します。「前よりも症状がつらい」と感じる人は、本記事を参考に生活習慣をチェックしてはいかがでしょうか。

花粉症の悪化は花粉量だけが原因ではない

花粉症の原因はスギやヒノキなどの花粉であり、接触を避けることが基本的な花粉症対策です。そのため、花粉量や接触の頻度が多ければ症状を悪化させる要因となります。

しかし、症状悪化の原因はそれだけではありません。免疫の低下や自律神経の乱れにより、体が少量の花粉にも敏感に反応することがあります。不規則な生活習慣は、免疫低下や自律神経の乱れを引き起こす原因です。仕事や勉強で忙しい人も多いかと思いますが、花粉症が悪化する可能性があるためご注意ください。

花粉症を悪化させる生活習慣チェックリスト

一般的に考えられている「健康的な生活習慣」を送ることが、花粉症悪化を予防することにつながります。注意してほしいNG生活習慣の具体例は以下のとおりです。

• 夜更かしや睡眠不足
• 過度なストレス
• お酒の飲みすぎ
• 喫煙や受動喫煙
• 運動不足

上記のような習慣は、花粉症悪化につながる可能性があります。花粉症シーズンには外で運動する機会も減るかとは思いますが、自宅でストレッチや筋トレをしたり、室内のジムやプールを活用したりするとよいでしょう。また、ストレスをタバコやお酒で発散するのは控えて、運動や休息でリフレッシュするのはいかがでしょうか。

基本の花粉症対策にプラスして生活の見直しを

花粉症対策の基本は、花粉との接触を減らして花粉を体内に入れないことです。基本的な花粉症対策は必要不可欠ですが、症状がひどい・または悪化している場合には別の可能性があるかもしれません。まずは、基本的な対策を継続しつつ、自身の生活習慣を見直してみましょう。免疫力アップや自律神経が整うことで、花粉症対策だけではなく風邪予防や健康にもつながるため、一石二鳥にも三鳥にもなります。

また、花粉症の症状がつらい場合は無理に我慢せず、薬局やドラッグストアなどで販売されている市販の鼻炎用内服薬や点鼻薬を活用してみるのもよいでしょう。つらい季節でも日常生活を快適に送るために、基本的な対策やお薬の使用だけでなく、生活習慣の見直しも行いながら、花粉症の症状を軽くするように努めましょう。

サトウ製薬の点鼻薬
ラインアップ